WWF(世界自然保護基金)の活動

前回の記事で、愛玩動物保護に関することをお話させていただいたので、今回は野生動物保護の活動についてお話させていただきたいと思います。

(バナーをクリックすると、WWFジャパンのホームページが開きます)

このパンダのロゴマーク、を御存知ですか?
いろいろなところで目にする機会は多いのでは?と思います。

これは、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)という、世界最大規模の自然環境保護団体のロゴマークです。

本部はスイスのグランにあり、イギリスのエディンバラ公フィリップ殿下が名誉総裁を勤めておられます。

WWFの活動は、1961年9月、絶滅のおそれのある野生生物を救うことからスタートします。
その後、野生生物が生きる上で必要とする、様々な自然環境、様々な生態系の保全に活動の範囲を拡大し、自然環境の保全をめざし、現在は温暖化を含めた多様な環境問題への取組を行なっています。

現在WWFは、スイスのWWFインターナショナルを中心に、50カ国以上の国々に拠点を置き、100を超える国々で地球規模の活動を展開しています。

日本では、1971年9月に公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)(監督官庁:内閣府)が発足、秋篠宮文仁親王殿下が名誉総裁を務めておられます。
私は、WWFジャパンの会員に登録しています。
WWFジャパンのホームページによると、現在の個人サポーターは約43,000人、法人サポーターは約420社、とても規模の大きな団体であることがわかると思います。

WWFの活動に参加する方法には、主に以下のようなものがあります。

◇WWFの会員になる、寄付をする、募金活動をする
WFは、政府機関等からの公的な支援や補助金に頼らず活動に取り組んでいる、民間の団体です。
その活動は、世界各国の有志の個人や、企業からの寄付・会費によって支えられています。


◇WWFカード(クレジットカード)を利用する
私はこのカードを使っています。
WWFの会員でなくても、カードを作成することができます。
これは地球環境保全活動を支援する社会貢献型のカードで、利用者の特別な負担はありません。(商品購入金額のみの支払いでOKです。)
日本国内でのWWFジャパンカードのショッピング利用で、利用額の0.5%相当額が株式会社クレディセゾンによってWWFジャパンに寄付されます。
日常の買物をすることで、自分が支援する活動へ寄付をすることができるというのは、とても素敵なシステムですよね。


◇WWFパンダショップで買い物をする
WWFの会員でなくても、ショップホームページから会員登録(無料)をすることで利用できます。
売上は全てWWFの環境保全活動に活用されます。(ただし、この「全て」には、人件費、サイト運営費、商品仕入経費等の必要経費も含まれます。)
取扱商品も、野生動物や環境のことを考慮した商品が厳選されており、WWFロゴ入り商品もあるので、お買い物をするだけでWWFの活動に参加している実感があります。とてもかわいい野生動物のグッズも多いですよ。
現在通信販売のみでの取り扱いとなっています。


◇イベント、ボランティア活動への参加
情報はWWFジャパンのホームページで公開されていますので、その中から自分が参加可能な活動を探すことができます。
もちろんWWF会員でなくても各イベントへ参加することができます。

上記はほんの一例で、心がけ次第でできることは他にもたくさんあります。
もちろんしっかりとした団体なので、支援された資金の使途や具体的な活動は、ホームページ等で詳細に公開され、また会員へは定期的に送付される会報で報告されます。

WWFの活動と野生動物の保護について、少しでも興味をもっていただければ幸いです。

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