最近の強迫性障害の症状(ひとりごと)

俳優の佐藤二郎さんが強迫性障害であることを告白されましたね。(少し前ですが)
佐藤さんがどのような症状で苦しんでおられるかはわかりませんが、完治をあきらめ、病気と上手に付き合いながら生きる決心をされたことは、私と同じです。

強迫性障害の詳細については、こちらの記事をご覧下さい。
強迫性障害(OCD)について

また、強迫性障害に苦しんでいるのは、ヒトだけでなく、イヌやネコにも症状がみられます。
動物の強迫性障害については、こちらの記事をご覧ください。
愛犬に強迫性障害の症状がみられたら

このブログを始めて、10年近く経過しました。
正直、更新頻度はいまいちで、決して頑張ってきたとはいえません。

この10年で、いろいろなことがありましたね。

世界中を恐怖の渦に巻き込んだ新型コロナウイルスは、衛生面で充分な配慮がされた先進社会であっても、感染症という脅威は絶えず身近にあって、決して過去のものではないということを私たちに知らしめました。「将来再びパンデミックは必ず起こる」と言われる専門家の先生方も多いですが、私もそのとおりだと思います。生き物にとって、ウイルスはとても身近な存在で、とても原始的な姿をした彼らは、変異のスピードも適応もとても早く、次にどのような姿と能力で現れるのかは予測困難です。
私たちは、経験したパンデミックを教訓に、次いつになるかわからない、しかし確実に来るであろうウイルスの脅威に、できる限りの備えをしておくことが大切です。

強迫性障害の症状のうち、ウイルス関係が恐怖対象だった方は、本当に大変な時期を過ごしておられたのかもしれません。
私の恐怖対象はウイルスではなく、ヒトの体液系なので、マスクの着用や消毒の徹底、ソーシャルディスタンスなどといった新しい生活様式は、言い方は悪いのですが、助けられました。もちろんこの新しい生活様式に苦しめられた方も多いと思いますが、私のように助けられた方も少なからずおられると思います。
今の私は、少し症状は落ち着いています。

今の配属部署があっていること、年齢を重ねて多少神経が図太くなったこと、そして今もなんとなく残っている新しい生活様式によるもの、原因はいろいろと思いますが、少し気持ちが楽です。
もちろん強迫性障害であることにかわりはないので、家に帰るとまずお風呂で髪や身体を洗わないと自宅で自由にできません。洗濯も毎日です。ただ、一週間に一本ペースだった除菌ウェットティッシュや、シャンプー、ボディーソープ、ハンドソープなどは、かなり使用ペースは落ち着いています(とはいっても、普通の方に比べると相当早いですが)
おかげで、自宅で自由に過ごせる時間、家族やペットとの時間も、楽しく有意義に過ごせるようになっています。

もちろん、これは私の強迫性障害が治っているのではなく、いろいろな要因によって、あくまで現在は症状が落ち着いているだけだということは自覚しています。
でも、たった一度きりの人生、せっかくなので楽しく幸せに過ごしたいですよね。

何の脈絡もない、ただのひとりごとのような記事になってしまいましたが、また少しずつ、興味のあることなどをこのブログに書いていきたいと思います。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
そして、強迫性障害と共に生きておられる方、辛いことが多いと思いますが、皆様の生活の中にある幸せを感じることができるよう、私も心から応援していますね。

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