昔から、童謡唱歌が好きで、特に歴史のことを歌った唱歌が好きです。
しかし、叙情歌としての童謡、唱歌は、現代でも歌い継がれているのですが、歴史を歌ったものは、あまり歌われなくなっています。
これら歴史を題材とした唱歌がつくられた明治、大正期は、ちょうど日本が戦争中ということもあり、この頃の教育としての唱歌が、国民の戦争への士気を高める役割を持っていたことは否めません。
しかし、時代が経過し、背景が変わったとしても、優れた歌というものは、やはり優れており、人々の心を打つ作品が多いことも事実です。
また、こうした歌を通して、子どもたちが歴史を学んだという一面もあるでしょう。
さらに、叙情歌についても、時代とともに言葉が変化しているものもあります。
このチャンネルでは、できるだけ作成当時のものを紹介したいと思っています。
独学で動画制作について勉強しながら作成しているため、未熟な部分も多いのですが、よろしくお願いします。
なお、このチャンネルでは、著作権が消滅しているパブリック・ドメインの楽曲、楽譜、或いは使用が認められている楽曲、楽譜を使用するなど、著作権に気をつけながら運営していきます。
「雅楽寮(うたりょう) 狼の歌」について
弱竹(なよたけ)神社で、童謡唱歌の伝承を目的として開催している塾のようなものです。
弱竹神社の御眷属様がニホンオオカミであることから、「狼の歌」という塾名としています。
※弱竹神社は、このチャンネルのための架空の神社です。
登場人物のご紹介
第二回から登場人物を変更しています。
深い意味はありません。勉強しながら動画作成をしていますので、少しずつ良い方向へ改変していけたら、と思っています。
第一回
第二回以降
掲載動画のご紹介
第一回『早春賦』 2020年4月5日掲載
春とは名ばかりで、まだ寒い…………これは、早春の情景を歌ったものです。
毎年2月に入り、寒さが緩み、そして梅の花が咲きはじめると、自然と唱歌『早春賦』が頭の中を流れます。
2月末から動画制作をはじめ、本当は2月末から3月中旬までには公開したかったのですが、初めての動画制作で、一から勉強しながら作成していたため、思うように作業が進まず、結果、とても「早春」とはいえない、桜も散る4月の公開となってしまいました。
[char no=”3″ char=”式部”]式部が歌います![/char]
<紹介ページ>
『早春賦』 ~童謡唱歌 雅楽寮 狼の歌~
第二回『青葉の笛(敦盛と忠度)』 2020年6月8日掲載
第二回は、私の大好きな「青葉の笛」をご紹介します。
これは、『平家物語』の「敦盛の最期」、「忠度の最期」を歌ったものです。
この歌を紹介したくて、このチャンネルを立ち上げたといっても過言ではありません。
本当は、もっと上手に作れるようになってから「青葉の笛」をご紹介したかったのですが、とても待っていられませんでした。それくらい好きな歌です。
[char no=”6″ char=”刑部”]刑部が歌います![/char]
<紹介ページ>
『青葉の笛(敦盛と忠度)』~童謡唱歌 雅楽寮 狼の歌~